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お母さんありがとう

 畠山さゆり

畠山さゆり

岩手山ろくファミリーマラソン10キロで
自己ベストの53分14秒を記録
40代女子の部で10位にはいりました。(驚)
しかもネットでは9位でした(驚2)

次は6/1の金ケ崎大会の10キロ!
元気に走ってきますね!

このところ、母の体調が思わしくなく
(心の劣化に加えて、寝て過ごす時間が増加)
大会参加もあやぶまれたのですが
当日、朝のお世話にいくと
しっかりした口調で送り出してくれたので
心置きなく参加できました。

というのも前日の22時すぎ
母に対して内観をしていたら
ものすごい勢いで一切のわだかまりがとれたんです。
あたかも滝行で垢離を取ったかのごとく。

「母親を愛せない」という私の課題は
母の認知症が進行していくのに比例して
今世ではほぼ無理だとあきらめかけていました。

毎日奇行の後始末に追われ
指摘しても、不思議な言い訳をくりかえし
ありがとうといわず否定語が先にでる母に
殺意を覚えることもたびたび。
そんな自分に罪悪感をおぼえ
過食したり、ものを壊したり
容易に自分を律することができない自分に
劣等感の無限ループ。


わたしもしんどかったけど
母親も相当しんどかったと思います。
2人で暗闇の中を途方にくれてた3年間でした。

そんなもろもろを経て
とうとう、わたしの中から大きな漫が
溶けて流れ出したんです。

どうしてなのかは
一切わかりません(笑)

なんだかわからないまま
後から後から涙がでてきて
母親の一切を許すことができ
まるで我が子を慈しむような
無条件の慈愛の気持ちに満たされていました。


あんなにあんなに
許せなかったのに。

母が元気になってくれるなら
わたしの寿命も喜んで差し出します。

気がついたら神様、ご先祖さまに
母を助けてくださいと
一心にお願いしておりました。

不思議です。

翌朝
びっくりするぐらい気持ちが晴れやかで
穏やかな気持ちで母のお世話ができました。

母の口調も以前と違って
穏やかでしっかりしており
「大丈夫だから、マラソンいってらっしゃい」と
応援してくれました。

驚いたことに何かしてあげるたびに
「ありがとう」を連発するではありませんか。



一体何が起こったのかはわかりません。
でも
大きな山を越えたことは確かです。

わたしからでっかい「慢」がとれ
お世話することが
苦痛でも負担でもなく
喜びにかわりました。

もちろん
これですべてが解決したとは思っていません。
人間ですから
揺り戻しもあるでしょう。

でも確実に
以前の私でないことは
まぎれもない事実です。

わたしの課題
来世にもちこさず
今世でなんとかクリアできました。

心の平和で介護ができる
これは言葉に尽くせぬ喜びです。

お母さんありがとう。
身を挺して
わたしの垢離を取るために
大きな慢をとるために
認知症にまでなってくれた。
そこまでして
わたしのお母さんになってくれて
本当にありがとう。

お母さんの娘でいれられることを
心から誇りに思います。

元気に長生きしようね。
これからもよろしくね。
LOVE

| 親の介護 | 06:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
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