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怒りの手放し練習帳

釜石大正軒遠野風の丘たいやき 

釜石 大正軒のたい焼きと、遠野 風の丘のたい焼き。
ちなみに釜石からの帰り途、2つとも食べますた(笑)
明日は新月なんで断食します。さすがにヤヴァイ肉襦袢。

さておき、
最近ブログを復活したらアクセス数&メールの数が急上昇。慢モードになりそうな自分を冷静にいさめ(笑)今日は「怒りの手放し方を具体的例」についてお応えします。
※何度もいいますが、これはAHの公式見解ではなく、わたしの私見にすぎません。

このところ、もっとも多い質問の趣旨は下記に集約されます。
「怒りを手放すって相手をすべて許して受け入れるってことですか?」

結論をいえば違います。
AHは道徳の教科書でもなければ、聖人君子になることがゴールではありましぇん。
「気づく、心を開く、意思を持つ、許し手放す」の4つのプロセスをひたすらくりかえすだけ。このプロセスを訓練していくと、マイナスの衝撃に対する生体反応に思考がのっとられにくくなるのですな。

「怒っている人は困っている人」怖れに思考がのっとられた状態です。
怒りの衝撃波がきたら、「いったい何に困っているのか?」反応する前に自分に問いかけてみましょう。「自分の感情に気づたらそれを受け止め」次は「心の姿勢を正していく」これだけです。

AHでいう「心の姿勢」とは「あったかい心(愛)」「怖れ」か選択肢は2つだけ。
その後とるべき道は下記4種類になりますね。

1)怖れをのせて行動する 
2)怖れをのせて行動しない
3)愛をもって行動する 
4)愛をもって行動しない

1)〜4)は自分のプロセスに応じて選択する自由があります。

たとえばこんな例をあげてみますね。
重要な他者(親、親友、パートナー)から「あの世に咲いてる花がほしい」と頼まれた。あの世にいくには三途の川を渡らないと無理。あなたはなんとか臨死体験し命からがら目をさまし、あの世の花を入手してきました。あなたは喜び勇んでメールを書きます。
しかしかえってきたのはこんな返事です。


どうですか?

こんなメールをうけとろうものなら、あなたの脳(思考)は瞬間湯沸かし器のようにすぐさま怒りにのっとられることでしょう。あんたが欲しいっていったじゃろが!こんなに苦労してとってきたのに! ふんがふんが!・・・でも待って、それじゃマイナスの衝撃が大好きな思考の思うつぼではあるまいか。

マイナスの衝撃の条件反射にのっとられそうになったら「はっ!」と気づき、「怖れチームの怒れ!という指令」を断固拒否する。(かるた取り名人の要領で、スパーンと。)これだけで怒り(怖れ)の挑発にのることを回避できます。

そのあと4つのプロセスを検証し、どれを選ぶか決めていきましょう。

1)怖れをのせて行動する
即座に怒りの土俵にあがります。怒りでいっぱいのメールを返信するor 電話をかけるor傘をもって相手の自宅に乗り込む (軍団があれば連れていく)or 死んだ猫を玄関先におく or 怪文書を会社におくりつける or 知り合いに悪口をいいふらす or 法的手段に訴える などなど・・・

2)怖れをのせて行動しない
即座に怒りの土俵にあがりますが行動を起さない。(怒りのドスコイひとり相撲)怒りの毒を燃料にして燃やした業火で24時間自分の精神を焼き続ける。マイナスの衝撃で刺激をうけた思考は大喜び!何度でも脳内怒り劇場を再演、あなたはたった一人、怒りをメラメラ燃やしながら何度も何度も怒り劇場の観劇を続ける。

3)愛をもって行動する
このままでは精神衛生上よくないので「私」を主語に気持ちを伝えてみる。
「◎◎ちゃんがほしいと思って必死で頑張ってとってきたお花、いらないっていわれて混乱しているの。何か自分は◎◎ちゃんに失礼なことをしたのかと苦しい気持ちなんだ。」

また「あの世のお花」について契約書があれば契約不履行ということで心の平和を保ちながら訴訟を起こすこともできます。あくまで心は平和、怖れチームの陰謀に思考がのっとられていない状態で行動をおこす、というのがポイントですね。

4)愛をもって行動しない
相手がこのような態度にでること、何か困ってるのかもしれないな、と考えてみる。メールを受信したときは仕事中で忙しかった。返事しないのも失礼なのでいそいで要件のみの返事だけ送ったのかもしれない。相手にいかなる評価もせずに少し静観してみる、と決める。
わかるまでは結果に執着しない、と決める。

ざっくり考えるとこんな感じです。
くりかえしますが、AHではこの中のどれが正しくてどれがダメっていう評価はしません。

ただ、原則の1番で「わたしたちの本質はあったかい心(愛)」っていっちゃってるってことは3)か4)を選んだ方が心が平和になりそうだなと何となく想像はつきますよね。

コミュニケーションのトラブルは「お互いの役割期待のずれ」。

行動をおこす、と決めたら感情に支配されずに3)を選んだほうが心は平和になりそうです。

「こんなこと言って相手からこう思われたらどうしよう」という怖れはいったん手放し
まずは自分が相手に期待している役割を検証してみましょう。
あなたが期待する相手の反応は「喜んでほしかった」かな。
相手の感謝が頑張った自分への評価。それが実現されないため「困った状況」にあるわけです。相手から受け入れられないと自分の価値を否定されたように感じるのですね。(実は相手が感謝しようとするまいと、自分自身の価値には何ら影響はないのですが。)

次は相手が自分に期待していた役割を検証していきましょう。
「本当にあの世の花がほしかったのか」「自分にとってきてほしいと依頼したのか」もしかしたら自分であの世にいって黄色の花がほしかったのかもしれません。
「一緒にいきたい。行けるとき連絡するから決して勝手にいかないでね」と伝えたつもりかもしれません。そういう事情があれば、あなたのメールを読んだとき自分のリクエストが無視されたと感じ、むかっときて、相手こそ「自分がないがしろにされた」気がしてさみしくて困っている状態なのかもしれません。

このように相手は相手の文脈で生きており感情をもつ生き物。怒りの挑発にのって精神をむしばむ前に、心を平和にキープしながら話し合い、お互いのずれを調整できればいいですね。

このとき「相手からよい感触を得たい」という怖れを手放しましょう。また話し合いの後相手がぎくしゃくしてしまったら「相手からどう思われているか」ではなく「相手は困っているんだ」ととらえます。それでも相手をのありのまま受け入れてあげれば、つながりを壊さずにいられるでしょう。もし戻らないような相手であれば「相手と再びうまくやっていく未来」を手放すことができるのです。

1)と 2)は 相手に伝えようと伝えまいと、本人には怒りの毒素がうまれ、怒りのエントロピーが最大値までふくれあがっていきます。怒りの念や怒りの言葉を「思っただけ」でもネガティブな衝撃は思考にとって強い刺激。負のエネルギーが強烈にフィードバックされます。それはあなたに強〜く染み込んで、なかなか汚れがとれません・・・。

こうしてみると行動するしないに関わらず、心の姿勢を正し平和にチューンナップして続けることが大切だと思えてきませんか?

「どう考えたって自分は悪くない時でも、それでも相手を許すんですか??」

はい、そうですよ。これは誰のためでもない、ひとえに自分のためなんです。
「許す」という言葉にまだ抵抗があるなら「手放す」という言葉を使ってください。
怒るな、ではありません。
怒りは「衝撃に対する生体反応」危険センサー、反応して当たり前、問題はその後です。

「そのまま怒りに思考をのっとられるのか」
「この感情を手放すと決めるのか」二者択一だよ、という話。

ひどい目にあった自分が先に怒りを手放しちゃうと、なんだか相手に負けたような敗北感を感じますか?ふふふ。これも怖れチームの陰謀。手放すことで、何かしら不利益が生じると感じるから手放したくないんですね。言い換えれば怒ってることで何らかの利益を得ているわけなんです。
「手放したくない利益(メリット)は何か?手放すとわたしは何が困るのか?」自分に聞いてみてくださいね。

誰しも負けたくない、張り合いたいと思っています。相手を通して自分の存在価値を確認したい生き物ですから、先に降伏すると負けるような気がします、、、
でもでも!実は先に降伏したほうが心の平和に王手をかけられるんですよ。

実母が常日頃申しております「負けて勝て」の精神だすな。
誰が正しくて誰が間違っているかはナンセンス。犯人さがしでは何も解決しないのね。
「正しいか正しくないか」ではなく「うまくいってるかどうか」こちらが大事だす。

見たくないかもしれないけど、自分を見つめるこの作業はとても大事。
怖れチームの陰謀にまんまとひっかかり、やつらに操られている思考の操り糸を発見するだけで、怒り(怖れ)をコントロールしやすくなるんですよ。
本当の姿を認知すると変わらざるを得なくなりますからね。

服がよれていると襟をただし着こなしが変わります。
姿勢がくずれていると、背筋がのびて姿勢がかわります。
自分の心の歪みがわかると心の姿勢がかわります。

「怒り(怖れ)にのっとられそう」と思ったら、「は!」と「怒りに気づき」「心を開き」自分の感情を引き受ける。その後は意思を持って「手放し手放すと決める」たったのこれだけ。何かに反応するまえにこうやって自分自身に問いかけていきましょう。


そして最後は「心の平和を選ぶか」「怖れにのっとられるか」
自分で決めてくださいよっと。

興味を持たれた方はカフェで「怖れを手放す」シリーズをお買い求めになるか、「怒りがスーッとなくなる本」とアマゾンで注文するか、水島広子こころのクリニックで開催されるAHのサポートグループにご出席するなど理解を深めていってくださいね。

それとAHをやってる人=聖人君子じゃないからそこはしつこく念をおしときます。
バカボンドでいってたよね。「世の中には強い人などおらぬ。強くあろうと思う人がいるだけじゃ」って、それですよ、わだす。
くりかえしますがこの日記はAHの公式見解じゃないはんで。

怒り(怖れ)の挑発にのらず、許し手放すことで人としてタフに成長していきたいな、と実践中の日々、しかしまだまだ道の途中です。でもこれも自分のプロセス、道中を楽しんでいきますね。

今日も読んでくださりありがとうございました。
LOVE
| AH | 17:19 | comments(4) | trackbacks(0) |
COMMENT
初めてコメントします♪

私、半年くらい前に仲の良い友人にちょっと理不尽な事を言われて、今まで思い出しては怒ってました。
行動としては2に当たるのかなと。

友人と会話をしていた時、私は殆ど聞き役だったし、相手から攻撃されるような発言もしなかった(と自分では認識している)ので余計に腹が立ったのかもしれません。


でも、今振り返ると、当時の彼女は確かに色々と「困って」いて、イライラしていました。

そんな彼女に私が困っていつまでもイライラしていると、旦那や子どもに迷惑がかかってしまうので、3か4の行動を選んで行きたいなと思いました。負の感情って、うっかりしていると連鎖しますしね。

この記事を読んで、気持ちがスッとしました♪

ありがとうございました。



| coco | 2012/03/22 7:22 AM |
cocoさんこんにちは
拙文読んですばらしい理解、感謝のひとことです〜。

ひとは大切な人(重要な他者)に「ありのままの自分をうけれてほしい」という強い欲求を持つ生き物だはんで、他のひとには見せない素の部分でも、うっかりあなたにご開陳してしまったのですな。

そんだけ、彼女には「困った事情」があったのでしょう。そしてそんなに困った事情を抱えてるが故に、cocoさんならそんな自分をうけとめてくれると思ったのかも。 困ったよう、さみしいよう、自分を受け入れてほしいよう という悲痛な心の叫び、、、、甘えの変形なんだすな。

しかしながら、そう考えているなら表現方法としてはあまり適切とはいえず、このままでいるとご自身の大切な人(重要な他者、このの場合cocoさん)にストレスがかかってしまいますね。

でも大丈夫。cocoさんがまず気づいて心の姿勢を正していけば、負の連鎖にまきこまれる危険を回避できますからね!

今日もあったかい心(愛)にチューニングしていきまっしょい。また遊びにきてください♪

| sayu | 2012/03/22 11:57 AM |
はじめまして。
自分の怒りを押さえられなくて悩んでいました。
「怖れチームの陰謀」という言葉のイメージに
助けてもらえそうです。
すばらしい記事をありがとうございます!
| mihoko | 2012/06/07 4:32 PM |
mihokoさんはじめまして!

怒りは本当にやっかいですよね、、、、。
自分と怒りの間に隙間をあけないとのっとられちゃいますもんね!

ぜひぜひ、陰謀に気づいてのっとられるのを防ぎましょうね!

わたしは「怒り怒り怒り怒り怒り〜〜〜」って呪文をとなえると隙間があきます(笑)

感情をコントロールして楽しく生きましょうね♪
また遊びにきてください〜
| sayu | 2012/06/08 10:36 AM |
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