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マゾ的自己愛を手放す

 畠山さゆり
テーマと写真は全く無関係ですが、母の証明写真を姉が発見したのでご披露します。
40代半ばでしょうか。人生はあっという間ですね。楽しみましょう。

昨日のブログにたくさんの反響をいただきますた。
もう少し具体的な事例をあげてくださいとのことだったので調子にのります。
※AHの公式見解でも対人療法でもありません。
あくまでも私見なので過度に期待しないでお読みくださいね。

今日のテーマは

「怖れ」チームの陰謀を喝破し、ドMな自己愛を手放す

これでいきます。

わたしたちはつまるところ
「他人から受け入れられたい」という根源的欲求で生きている。
「他人から受け入れらることで自分の価値を確認できる」
「受け入れらていない」と認識することで悶え苦しむ
という前提でお話しさせていただきます。

この他人というくくりも「対人関係療法」を使って仕分けると
「重要な他者」と定義される、両親、パートナー、親友」 あたりから
「まぁまぁ親しい友人・知人」
「上司、同僚など社会的立場で接する人」
「民衆・大衆・一般ピーポー」まで同心円を描いて広がっております。
※世界征服をもくろむ人たちは全範囲のピーポーに受け入れられたい。
重要な他者
重要な他者を例にみてきましょう。

私たちが生まれてから一番最初に出会うのは「重要な他者」は母親。

おなかすいた、おしめぬれた、だっこしてほしい、安心させてほしい
ちょっとでもその希望がかなわなければ満たされるまで泣き続けましたね。
赤ちゃんは「わたしをみて!わたしを受け入れて!!」の塊です。

物心がついたら、父親、兄弟、その他の人物の存在に気づき
母の愛情が独占できないことに強い欠落感を抱きます。
褒められるような行動、ひねくれた行動、さまざまな方法で気をひき
自分が受け入れられている証拠を求めてきました。

思春期になると母より大切な存在が出現します。
※水島広子さんが「プラスの衝撃」と名付けたいわゆる「恋」ですね。


この「恋」の歌、古今東西和洋問わず歌詞を要約しますとですね
I want you(おまえがほしい!)  I need you(おまえが必要さ!)
この2フレーズにつきませんか。

なぜそこまで相手が必要なんでしょう??

理由はひとつ

「自分を受け入れる存在がほしいから」

これにつきますばい!
(身もふたもなかですか?)

冒頭で申し上げましたとおり
わたしたち凡夫は
「他人から受け入れられることで自分の価値を確認できる」
生き物なんですね。

めでたくパートナーを得た後は
「自分を受け入れているか」相手を常に試し証拠を求めるのです。
相手を通して「自分の価値を確認」したいんだもん。
こうしてプライドが満たされるメカニズム。
これって相手を利用した「自己愛」ですよねぇ。
プライド=慢=自己愛
そして実はこれ、「怖れ」チームの仲間なんです。

これを怖れのバリエーション「嫉妬」「怒り」で検証していきましょう。
「彼」は重要な他者の「親」「親友」とおきかえてもOKです。

嫉妬の例 彼が他の誰かをほめた場合
彼は単純に誰かを褒めただけなのに、脳の反射で怒りが発動する(相対的に自分が劣ってるといわれたような気がする)→その人にケチをつけて相対的に自分の価値をあげようとする

※「前田◎子ちゃんってかわいいね〜」
「え〜!どこが?浜ちゃんそっくりぢゃん!」自分を容姿は棚にあげてけなす

※「うちのお袋の煮物好きなんだ〜」
「え〜あれが好きなの?ちょっとしょっぱくない?」なにかケチをつける
「どうせあたしは料理が下手ですよ、だ」といじける


嫉妬の例 彼が自分以外に熱中しているものがある場合
彼が仕事、もしくは趣味、関連する仲間とのつきあいを楽しそうに話しただけなのに、脳の反射で怒りが発動する(自分よりもそっちに価値をみいだしている=自分が劣ってると思われている気がする)→ 怒り、いやみ、いやがらせをして気をひき自分のプライドを満足させる行動を強要する

※「そんなのどこがおもしろいわけ?くだらな〜い」とケチをつける
※不機嫌になり何を聞かれても「別に」とダンマリ作戦
※「最近つめたいよね〜。前は優しかったにな〜」と嫌みをいう
※「あたしと仕事どっちが大切なの!?」とキレる

または「彼が自分以外の人と仲良くする」というバリエーションもあります。
週末必ず実家にかえりたがる彼とか、せっかくの休みなのに
男同士で遊びにいっちゃったり、その友達を家に呼びたがたったり。
社会的地位が高い彼や人気者の親友に対して
自分にわりふられる時間や態度を不平等に感じるのもこの仲間です。


自分にとっての重要な他者が
自分以外のものを優先すると
自分がないがしろにされた気がする=価値が低められた気がして
プライドが傷つき怒りが発動してしまうのね。


これらは生体的な条件反射(脳の反射)にすぎないわけですが、、、。

さらに悪いことに
わたしたちの脳(思考)は嫉妬が解消されないと
不安という援軍を読んできます。
もちろん全員「怖れ」チームの一員です。
(もしかして彼らは世界征服をたくらんでいるのでしょうか?)

「ねえ、わたしのこと好き?愛してる?」
何回も聴きたいし、どこで誰とあってるか知りたいし、携帯もみたくなるの。
不安で不安で身も焦がれるような気持でいてもたってもいられないの。

その後は各自の裁量ですが
わざとメールに返事をしなかったり、不機嫌そうにしてみたり、
他の人につきあってっていわれたとかお見合い話があるんだとか
しまいにはウソをついてまで相手の気をひこうとしてしまいます。

相手に「ごめんね」といってほしい
「そんなことないよ」といってほしい
「一番大事なのは君だよ」といってほしい

しかしながらこれらを全部クリアしたところで
あなたは満足するのでしょうか。

いやいやそうは問屋がおろしまへん。
「気持ちで思ってるなら行動で示して!」といってみたり
「自分の嫌いな人とはつきあわないで」
「洋服の趣味をかえて」「もっとこうしたら出世するのに」
どんどん相手への要求はエスカレートしていくような気がします。


重要な他者であるがゆえに
自分との境界線が限りなくあいまいになりがち。
赤の他人や遠い知人に対してはそうでもないのに
身内が思い通りにならないと
より強く怒りが発動しちゃうわけですね。

脳の反射→怒りスイッチ作動→怒りの大火事→消火不可能・火種くすぶり続ける
こんな悪循環になってしまうのでしょう。


困ったことに
私たちの脳(思考)はプラスだろうがマイナスだろうが刺激が大好き
刺激をうけることで「生きてる実感」を得ています。
どっちかゆーたらマイナスの方がより刺激が強いから癖になりますね。

その証拠に気が付くとこんなことになってはいませんか?

わざわざ過去のデータベースから怒りをひっぱりだして
痛みを再体験して「許せん!きーっ」となったり
「あの時の彼の行動はこういう意味だったかも。きっとそうだ!」と
怒りと不安の種に水と栄養をあげながら丁寧に育み続けます。

「わたしはもっと大切にされるべき」「価値がないと思われたらどうしよう」
彼が憎い自分が憎いんだかも〜ぐ〜るぐる渾然一体わけわけめの状態です。
最後にいきつくのは「どうせわたしは、、、」という自己否定。

これらはみんな
「わたしをうけいれて!だってだってさみしぃんだよう〜〜〜」
心の叫びの裏メッセージなのだすな。

きゃ〜
怒りを燃料にして苦の快楽に身を浸すドMな変態プレイだわっ

わだす47歳にしてようやく
怖れチーム世界征服の陰謀に気づきました。
今までの人生、きゃつらの陰謀にまんまとひっかかり
脳の反射に支配され
怒り(怖れ)に思考をコントロールされまくってきました。
もう、いいかげんまっぴらごめんです。

これからの人生は
「怖れ」チームからどんなに巧妙な指令がやってきても
「はっ!」と気づき
「これは怖れだ!」と認め、許し
「いらないもんね〜!」と指令を手放すことに決めました。

まさにキャッチ&リリース!

これも意識して数をこなしていくうちに「量」が「質」に変化するはず。
人生のコントロール権を自分の手にとりもどせるはず。

怒っている人、攻撃している人をみても
「あ!困ってるのね。だいじょうぶ、それフェイクだから〜。
安心して怖れを手放して〜〜」と
怒りと攻撃のボレーを打ち返すことなく
愛のスマッシュを打ち返せるはず〜

まっとうな反応をマスターするためのトレーニングメソッドとして
座禅、瞑想、水ごり、内観、AH、対人療法
気功、ヨガ、呼吸法、武道、マラソン、スポーツ、登山
正食(マクロビ)、断食、スィートヤスゴンなどさまざまがありますので
自分にあったやり方(複数可)試行錯誤してみてはいかがでしょうか。
わたしの手法もできる限りシェアします。

もちろん「あたりまえの日常を精一杯生きる」
これはいわずもがな、ですね。

怖れを手放した後、、、
わたしが選択するのはあったかい心(愛)です。
そうすることで
わたしたちの本質(あったかい心=愛)に
戻っていくことができるんだね、きっと。
てへ♪

今日も読んでくださりありがとうございました。
LOVE


| さゆりのパカチョ日記 | 11:47 | comments(5) | trackbacks(0) |
COMMENT
そういうことだったのか…。ズドーンと胸にきました。
| まる | 2012/03/20 5:19 PM |
まるさんへ

「そういうものだ」と理解しておけば、いちいち怒りの感情にふりまわされなくなると思うのん。

相手の態度や発言に「う!」ときたら感情より先に「あ!これは指令だっ!」とみやぶる力をつけるだす。

日々練習すればかるた取り名人より早く反応できる日がきっとくるだす!
| sayu | 2012/03/20 7:38 PM |
ありがとうございます。
日々練習。素早い反応、かるたとり名人で、楽しく取り組むイメージがわいてきました。
| まる | 2012/03/21 7:30 AM |
まるさん
おはようございます。日々練習楽しんでいきましょう!

わたしも楽しんでトレーニングしていきまっす♪

| sayu | 2012/03/21 8:01 AM |
頭では理解できました。キャッチ&リリース骨が折れる作業〜・・・そこから逃げていてはかわらないんですよねぇ〜
| りんちゃん | 2015/10/22 6:28 PM |
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